【 自己探求への一歩、絆の構築 ~3/16のWSを振り返って~ 】④
このWSの魅力の2つ目。
これは前半の「価値観ババ抜き」だけでも充分機能すると思うが、このワークを「仲間」や、「チーム」などで行うことで絆が深まりやすいともとても感じた。
仕事仲間や家族。あるいは、同じ課題で悩みを抱える者同士でも良いかもしれない。
今回の参加者は知人同士も多かったが、普段は違う環境の人達。
これが同じチームでやった場合、自分の価値観を知ることもそうだが、仲間のことも知る機会になるからだ。
「自己対話をする仲間を観る」ということは、日常であまり起こりにくいだろう。そしてそれにとどまらず、後半のそれぞれの価値観に対して深掘りをする作業が、まさにチームビルディングになりやすい。
というか実際に起こった。
当初、後半のケンカ屋では、ヨネヤマ先生と当事者との一対一になりやすいと思われたが(事前に、テーマを深掘りする当事者以外に、意見を言うのは自由と説明はしてある)結果、ひとり一人の課題に対しみんなが、言葉を紡ぎ、繋ぎながら対話は展開していった。その光景は実にあたたかった。
その体験をぜひ、絆を深めたいと考える人たち、大きな課題を抱える同じ仲間が前に進む手段として、活かせたらと思ったのだ。
以上の点で、このWSが実に魅力的だと思った。
一回一回でどれだけの体験が起きるかは計れない。
一回で、自己信頼へと変化を繋げるには難しいかもしれない。
ただ、そこへ辿り着くためにも、まずは一歩が必要。
自分のことを考えることが苦手だが自分を知りたい方、仲間のことも知りたいと考える方におすすめしたい。
終