受付男子つとむの、五反田整体院日誌

整体院で働く元整体師の日々、プライベート(こっちがメイン?)

不快から快へ

私が唯一無二で尊敬している『野口晴哉』氏の本で、「不快から快へ」という内容の話があります。

風邪を引いて熱が出たりすれば、早く治そうと薬を使ったりすると思いますが、その根底の意識では風邪を引くことは「不快」と感じているから。

それが、風邪を引くことがカラダの働きであり、上手に風邪を経過するとまたカラダが丈夫になるという「快」として風邪を「潜在意識」で受けて止めいると、風邪を引くことを楽しんだりするようになるという話。

今年の初め、ある占いにハマったのだがそこに、「人には〈二面性〉がある」と説いている。
その人がどんな性質を持った人間か?複数のいわゆる「タイプ」があるのだが、メインになるものと、「裏運気」と呼ばれる運気の時に現れる裏のタイプがある。コインの表と裏のようなもの。

私は、基本は「物事をゲーム感覚で楽しむ遊び人」のタイプで、裏タイプだと「コツコツと真面目に物事を進める堅実人」らしい。
仕事をしてたり何なりしていて、確かにその二つの側面で悩んだり苦しんだりしているなぁとふと気づいた。

物事を感覚的にノリよく済ましたいが、細かい事を「ちゃんとしないと行けないのでは?」と気にし出し苦しんだり。

かと思えば、ひとつひとつ丁寧にやっていて手応えを感じつつも、細かいこと気にせず感覚的にやった方が良いのでは?とも悩んだり。

これまでは、私の本質は「遊び人」なんだから、楽しんでやる方が良いと思っていて、思えば「細かい事を気にする自分」の方を否定していた。
けれど、どちらが本当の自分か?というより、まさにコインの裏表である訳で、どっちも自分の性質なんだとふと認めたら、楽になった気がした。

「ノリノリ」でやりたい自分もいつつ、「ウジウジ」と気にする自分もひっくるめて、よい按配で動けて行けたら、今は「ノリノリ」か?「ウジウジ」か?と少し楽しめる気がしたのです。